暇人と暇つぶし

大学に入ってから、「空きコマ」なるものが日常的に登場するようになった。
夏学期も終わろうとしているけれど、いまだに「空きコマ」をうまく過ごせない。
高校時代は、「暇人」を割と楽しんでいた気がする。
「空きコマ」だって、いわば「暇つぶし」をしていればいいんだけれど、そううまくは行っていない。
思うに、「暇人」と「暇つぶし」は、"区切り"の有無の違いがある。
「暇人」の暇は、その日の予定が終わった後の尾びれみたいなモノで、それは適当に満足が得られた時点で、適当にチョン切ってしまえばよい。
「暇つぶし」は違って、初めから、始点終点が決まった"時間帯"がころがっている。
その時間帯では、うまく終点に着地出来るように、時間を気にしながら時間を過ごさなければならない。
自転車のブレーキを踏みながらペダルを漕いでいる、みたいな。
当然それは精神的に負荷になるし、酷い時は「俺は今何やってんだ?」みたいな気持ちにもなる。
一番気持ちがいいのは、時間を忘れて没入すること。
時間に縛られない生活がしたい。無理だけど。
以上、愚痴でした。